FreeNASでZFS NFSとiSCSI
FreeNAS8.3をHP MicroServerに突っ込んで、ZFSファイルサーバーとか作った。構成は以下の通り。
ハードウェア
FreeNASはUSB起動。Oracle Solaris11はUSB起動できないのが可愛くないのでやめた。FreeNASはWebGUIが超親切だし。8.3からは重複排除も対応するからSolarisに大した利点も感じないし。コマンド体系が慣れなさすぎて馴染めないし。
ZFS構成
- SSDにZIL領域16GBとL2ARC領域108GB
- HDD1TB*3 は RAIDZ構成で1つのプールに
なお、SSDは先にgpartコマンドでパーティションを2分割。何かFreeNASのGUIじゃ分割した方のを認識してくれなかったから、zpoolコマンド手動で叩いた。
用途
とりあえずESXiのデータストア用。
ベンチマーク
とりあえずNFSをONにして、仮想マシンをそれ上で動かして計測してみた。そのCrystal Disk Markの結果がこんな感じ。
…書き込みが異様に遅いんだけど…。NFS自体に非同期書き込みモードにしてみもしたけど、やっぱり遅い。まぁESXiさんがもしかしたら同期マウントしかしませんよって言ったりしてるのかもしれないけど…。
仕方ないし、とりあえずiSCSIの領域も作って同じように測ってみたらこんな感じ。
ひゃっほうこれなら十分、かなぁ?まぁやっぱりSSDの性能とそぐわないのは気になるけど…。とりあえずシーケンシャルリード/ライトはだいぶNICの性能で上限に達しているっぽい。これ以上の速度を出したければ、10GのNICとかInfiniband用意しないといけないかな。
…うーん、個人PC側にPlextorSSDさすべきだよなぁ、C300よりは速いはずだし…。そのうちやる気でたら・・・あぁでもいいや、次は256GBのSSDを個人PCにゃ積もう。実用上はもう速度は必要ないはずなのだ。