VMware ESXi メモリのパフォーマンスカウンタについて
http://blogs.vmware.com/vsphere/2013/10/understanding-vsphere-active-memory.html
色々と混乱したので、ここにメモしておく。
VMware ESXiのメモリ量の把握を行おうとすると色々な指標があって迷う。間違ってるかも。
- 与えられたメモリ 割り当てメモリ量
- 消費 実際に(ゲストOSが)ホスト上で消費しているメモリ量
- 有効 対象ゲストOSが実際にアクティブに消費しているメモリ量
- 使用量 「有効」の与えられたメモリからの?割合
- バルーン 仮想サーバ内から再回収されたメモリ量
あとは透過的ページ共有の量とかあるはずだが、まとめるのが面倒なので省略。
キャパシティプランニングを行う際に「使用量」や「有効」を見てしまいがちだが、単純にキャパシティプランニングの為の指標とするのであれば、「消費」の観点がよいと思われる。有効は本当にアクティブなメモリしか見ないので、実際の消費量から乖離している。
一方、集約率を上げてなおかつそこそこの性能を維持するのであれば「有効」を見るのがいいと思われる。要は大して読み書きしないメモリ領域なんてスワップに入れておいたっていいということ。